2022年10月14日
前回に引き続き、GoogleAnalyticsで収集したデータの活用方法を紹介していきます。
前回は訪問ユーザーを分析してホームページの内容に反映するデータの使い方を紹介しました。
今回は訪問したユーザーの行動を分析することでサイトの構成やデザインに反映するデータの使い方を紹介します。
これだけ機能がありますが、よく使うのは「行動フロー」「サイトコンテンツ」、「サイト内検索」です。
スポンサーリンクユーザーが最初にアクセスしたページはどこか、そこから離脱したユーザーの数や遷移したページを解析することができます。
例えば、お問い合わせフォームへのアクセスを増やしたいという目標があるとします。そのために各ページのフッターの上にお問い合わせフォームのリンクを追加したとします。
お問い合わせフォームにアクセスがあった場合にどのページからフォームのページにアクセスがあったのかが画像のフロー図に出てくるわけです。もしフロー図にまったく出てこなければ、そのリンクにはあまり意味がないと考えられるため、今度はヘッダーのメニュー横にリンクを置いてみるなど、サイトデザインの改善に役に立ちます。
また、フロー図の赤の表示はページからの離脱を意味しています。ホバーすると離脱率が出てきます。
この離脱率が少ないほど、ページを見た後別ページに移動していることを意味しています。
以前の記事にも書きましたが、統計的にページビュー数が多いほどユーザーが目標にしている行動を起こす可能性が高いため、離脱率を下げることは目標達成のためには重要です。
離脱率を下げるために、ブログサイトであれば前後の記事のリンクや、おすすめ記事・人気の記事のリンクを配置することで別ページへ誘導します。このリンクが役に立っているかどうかは、前述のように行動フローと離脱率の増減を見て判断します。
これはわかりやすくて、単純に多くアクセスされているページを一覧で見ることができます。
閲覧されている回数が多いページがなぜ多いのかを検証することで、記事の内容をその方向にしてサイト全体でのアクセス数を増やします。
個人的にやっているサイトで閲覧数の多いページの内容を調べてみると、テレビで取り扱っていたレシピだったことがわかりました。テレビでやっていたけど録画もメモもできなかった人が調べていたのかもしれません。
ほかにもランディングページの項目はよく見ています。
ここで言うランディングページはよくある長い商品紹介ページのことではなく、何らかの方法でサイトに訪れたユーザーがどのページに最初に到着(ランディング)したかという意味です。
トップページ以外のページが出てくる場合は、検索などで訪れていることが考えられます。その検索キーワードやジャンルにまつわる内容の記事を書いていくことで、サイト全体のアクセス数を増やしていきます。
スポンサーリンクサイト内でパラメーター検索した際にそのパラメーターの内容が記録されます。
サイト内で検索してまで記事を見たいというかなりヘビーなユーザーになりますので、ぜひ検索キーワードを確認して今後の記事の参考にしたいところです。
他にもイベントやパブリッシャーがあるのですが正直どう使うのかわかってません。
イベントはjavascriptと連動してスクロールやクリックされた時になにか計測してるのかもしれません…
あとはウェブテストですが、こちらは今は使えないみたいです。
昔見れていたときはサイトのABテストの検証ができていたような気がするんですが。
ABテストとはホームページなどでAのデザインとBのデザインで悩んだ時に、両方公開してどちらのほうが多くアクセス数を稼げるかといったようなテストのことです。どちらにしても使い方はよくわかっていませんでした…
次回はなぜか飛ばしていた「集客」に関しての紹介をします。
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