2022年11月11日
今回は今まで機能を紹介していたGoogle Analyticsを、実際にサイトに導入していく方法を紹介していきます。
すでにアカウントを作成しているのでかなり違うかもしれないのですが、まずはgoogle analyticsなどで検索してこちらのページに到達できるでしょうか?
このページの「さっそく始める」をクリックして設定していきます。
以前の記事でGoogle Search Consoleを設定した方であれば、googleアカウントでログインした状態でアクセスしていただければそのままサービスを利用できると思います。まだアカウントのない方であればアカウント作成画面にいくと思います。
アカウントの設定画面が表示されると思います。
このアカウントはGoogle Analytics内でのアカウントとなります。このアカウントの中にプロジェクトごとにプロパティを作成して解析用のコードを生成することになります。
その分け方が整理するときに悩ましいところなのですが、自分がやる場合は得意先ごとにアカウントを作成してその得意先の仕事ごとにプロパティを作成するという形でやっています。直受けの場合はもったいない気もするので別の分け方のほうがいいかもしれませんが…
ちなみにGoogle Analyticsのアカウントの作成はGoogleアカウントひとつにつき100個まで、プロパティはひとつのGoogle Analyticsアカウントの中で50個まで、合計5,000個まで作成できます。
次にそのアカウント内のひとつめのプロパティを設定します。名前とタイムゾーンと通貨の設定をします。これはあとから変更も可能です。
今までこれだけGoogle Analyticsの説明をしておいてなんなのですが、2023年7月から現在のAnalyticsは使用できなくなります。その代わりに新しいバージョンのものがあるのでそれまでは複数のAnalyticsを運用する必要があります。
新しいのだけでいいじゃんと思って新しいほうだけにしていたら、思ったよりまだ機能が揃っていないのか、今まで紹介していたことがまったくできず悲しい感じでした…
ということで詳細オプションにある「ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成」で両方作成するにチェックを入れて次に進行します。
あとはビジネス情報を入れてアカウントとプロパティの作成は完了です。
解析するアカウントができたら次は解析コードをサイトに貼り付けます。各ページすべてを自分でマークアップする「静的サイト」、wordpressなどのCMSを利用してサイトを作成する「動的サイト」、サイトの作り方によってコードの導入の方法もいろいろありますのでそれぞれ紹介していきます。
Analyticsのサイドメニューの管理をクリックします。その中の「トラッキング情報」をクリックします。
その中の「トラッキングコード」をクリックして、表示されるタグ情報をコピーします。
これをサイトの各HTMLのheadタグ内に貼り付けます。ここで全てのページにタグを貼らないとページ遷移などのデータが記録されないので注意してください。大変な場合はサーバー設定を変えてhead部分をSSI(サーバーサイドインクルード)などを使用してすべてのページに反映できるようにすると便利です。
これを古いアナリティクスと新しいアナリティクス両方のコードを貼り付けます(新規で作成した場合はひとつでもいいのかも?)
wordpressを使用してサイトを作成している場合は便利なプラグインがあります。
「Site Kit by Google」というGoogleが作っているプラグインになります。
プラグインをインストールして、googleアカウントでログインすると各サービスとwordpressを紐付けすることができます。設定画面のアナリティクスのeditを開くと上のような状態になります。
「Place〜」の二つをアクティブにすると、自動でサイトのhead部分にコードを挿入してくれます。
さらに管理者でログインしている間はアナリティクスデータの送信を無効にしてくれる機能もあり、記事やプラグインの編集中に確認作業をしているときに誤ってアクセスデータが送信され、やたらアクセスが増えることを防ぐことが可能です。
Google Analytics内でSearch Consoleを接続してコンソールの検索クエリなどをアナリティクス内で確認することも可能です。これでアナリティクスの紹介は終わりです。
何か他にも便利な機能や不明な点がありましたらお問い合わせからご連絡いただきたいです。
アナリティクス以外にもおもしろい解析ツールもあったりするので次回はそのあたり紹介できればと思います。
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